researchmap => Here
経歴
職歴
- 2024年7月〜: 東京大学物性研究所・国際超強磁場科学研究施設・小濱研究室 助教
- 2024年7月〜: 理化学研究所・創発物性科学研究センター・強相関量子構造研究グループ 客員研究員
- 2022年4月〜2024年6月: 理化学研究所・創発物性科学研究センター・強相関量子構造研究グループ 基礎科学特別研究員
- 2021年4月〜2022年3月: 学振特別研究員PD (東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻 有馬・徳永研究室)
学歴
- 2021年3月: 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 博士後期課程修了 (小濱研究室) 学位論文『ブリージングパイロクロア格子を組んだクロムスピネル磁性体における強磁場誘起相転移の包括的研究』
- 2018年3月: 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 博士前期課程修了 (嶽山研究室) 学位論文『ブリージングパイロクロア反強磁性体LiMCr4O8 (M=Ga, In) の超強磁場磁化過程の観測』
- 2016年3月: 東京大学工学部物理工学科卒業 (石坂研究室) 学位論文『キラルな結晶構造を持つ強磁性体VNb3S6のバンド構造』
- 2012年3月: 大阪星光学院高等学校卒業
研究の興味
- 物質科学
- 結晶構造解析、磁気構造解析
- フラストレート磁性、らせん磁性、スキルミオン
- 強磁場物性
- 磁歪・構造相転移
受賞歴
- 2024年 科研費学術変革領域研究(A)「1000テスラ科学」第3回領域会議 ポスター最優秀賞
「らせん磁性体CuGaCr4S8における強磁場誘起メタ磁性と構造相転移の微視的観測」 - 2022年 強磁場研究会「〜マルチプローブ強磁場測定が解き明かす強相関物性〜」 若手優秀発表賞
「ブリージングパイロクロア磁性体CuInCr4S8における強磁場誘起有限温度相の発見とその正体解明に向けて」 - 2022年 PRB Editors' Suggestion
“Enhancement of giant magnetoelectric effect in Ni-doped CaBaCo4O7” - 2022年 JPSJ Editors' Choice
“Magnetovolume Effect on the First-Order Metamagnetic Transition in UTe2” - 2020年 日本物理学会秋季大会 学生優秀発表賞 (領域5)
「超強磁場下におけるルビーR線の新たなパッシェン-バック効果の観測」 - 2018年 強磁場研究会「〜強磁場コラボラトリにおける物性研究の現状と展望〜」 優秀ポスター賞
「S=1/2擬1次元フラストレート磁性体LiCuVO4の磁気熱量効果」
研究資金等
- 科研費学術変革領域研究(A)「1000テスラ科学」公募研究 (代表), 2024年度-2025年度, 420万円
「ヤーン・テラー活性な遷移金属化合物のスピン-軌道-格子結合に対する超強磁場効果」(No. 24H01633) - 科研費若手研究 (代表), 2023年度-2024年度, 350万円
「正方格子遍歴磁性体における回転対称性の破れたスキルミオン相発現機構の解明」(No. 23K13068) - 理化学研究所 基礎科学特別研究員 研究費, 2022年度-2024年度, 300万円
- 特別研究員奨励費 (代表), 2020年度-2021年度, 210万円
「ブリージングパイロクロア反強磁性体の超強磁場新奇磁気相の探索」(No. 20J10988) - 湯川記念財団「望月基金」国際会議派遣助成, 2018年度, 24万円
委員歴
- 2023.10.01〜2024.09.30: 日本物理学会 (領域3) 運営委員
指導経験・TA等
- 2020.02.18〜21: サイエンスキャンプTA: テーマ『宝石に磁場をかけるとどうなる?』
- 2019.02.19〜22: サイエンスキャンプTA: テーマ『磁場で温度を変えよう!』
研究手法
試料合成
- 固相反応法
- 化学的輸送法
- 浮遊帯域溶融法 (FZ法)
- フラックス法
- 高圧合成
量子ビーム実験
- 粉末X線回折, 単結晶X線回折
@実験室X線装置, SPring-8 (BL02B1), Photon Factory (BL-8A) - X線自由電子レーザーによる超強磁場中X線回折
@SACLA (BL3) - 共鳴X線磁気散乱
@Photon Factory (BL-3A, BL-4C) - 中性子散乱
@JRR-3 (5G-PONTA), J-PARC (BL15, TAIKAN)
定常磁場下における物性測定
- 磁化測定 @MPMS
- 比熱測定 @PPMS
- 磁歪測定 (FBG法), 誘電率測定, 分極測定 @PPMS, 超伝導マグネット
パルス強磁場下における物性測定
- 誘導法による磁化測定
@ 一巻きコイル法磁場発生装置 [最高磁場 150 T]
@ 電磁濃縮法磁場発生装置 [最高磁場 400 T] - Fiber-Bragg-Grating法による磁歪測定
@ 非破壊型パルスマグネット [最高磁場 60 T]
@ 一巻きコイル法磁場発生装置 [最高磁場 210 T]
@ 電磁濃縮法磁場発生装置 [最高磁場 600 T] - 様々な光学測定 (ファラデー回転、光学吸収、フォトルミネセンス)
@ 一巻きコイル法磁場発生装置 [最高磁場 210 T]
解析・プログラミング
- Igor Pro
- Mathematica
- Python